消化器内科
食道裂孔ヘルニア
食道裂孔ヘルニアとは
食道は、横隔膜にある穴(食道裂孔)を通って胃につながっています。この穴がゆるみ、胃の一部が胸の側へ飛び出した状態を食道裂孔ヘルニアと呼びます。加齢や肥満、前かがみの姿勢などでお腹の圧が高くなることが関わるとされています。
胃の入り口が締まりにくくなるため、胃酸が食道へ逆流しやすく、逆流性食道炎の原因になることがあります。
胃酸が食道に逆流するしくみ
胃の入り口がゆるむと、胃酸が食道へ上がりやすくなります。
症状と検査
自覚症状がないことも多く、健診のバリウム検査や胃カメラで指摘されてわかることがよくあります。胸やけ、げっぷ、酸っぱいものがこみ上げる感じなどがある場合は、胃カメラで食道の炎症がないかを確かめます。
日常生活で気をつけること
- 食べすぎを避け、寝る前の2〜3時間は食事を控える
- 食後すぐに横にならない
- お腹を締めつける服装や、前かがみの姿勢を避ける
- 体重が多い方は、体重を見直す
よくあるご質問
食道裂孔ヘルニアと言われました。治療は必要ですか?
症状がなければ、経過を見ることが多い状態です。胸やけなどの症状がある場合は、逆流性食道炎の治療を行います。
食道裂孔ヘルニアがあると、どんな症状が出ますか?
胸やけ、げっぷ、酸っぱいものがこみ上げる感じなど、胃酸の逆流による症状が出ることがあります。症状がない方も多くいます。
気になる症状があるときは:このページの内容は一般的な説明です。症状の出方や程度は方によって異なります。当てはまるものがある場合は、自己判断せず外来でご相談ください。


