消化器内科

大腸憩室炎

もしかして憩室炎?こんな症状はありませんか?

  1. 急なお腹の痛み、特に下腹部や左下腹部が痛む
  2. 痛む場所を押すとさらに痛みが強くなる
  3. 発熱がある
  4. 吐き気や嘔吐を感じる
  5. お腹が張って苦しい
  6. 便秘や下痢になる

これらの症状に心当たりがある場合、憩室炎の可能性があります。自己判断せずに、一度医療機関を受診しましょう。

憩室炎とは?

憩室炎とは、消化管、特に大腸の壁にできた小さな袋状の突起(憩室)に炎症が起きる病気です。憩室自体は健康な方にも見られることがあり、憩室があるだけでは問題になりません。しかし、この憩室に便などが詰まることで炎症を起こし、痛みや発熱などの症状を引き起こすのが憩室炎です。近年、食生活の変化などにより、日本でも憩室炎を発症する方が増えている傾向にあります。

憩室炎の原因

憩室ができる原因は複数考えられています。一般的には、食生活が大きく関わると言われ、食物繊維の摂取不足肉類中心の食生活がリスクを高める可能性があります。これにより、便が硬くなり、排便時のいきみなどによって大腸の内圧が上昇し、壁の弱い部分が外側に押し出されて憩室が形成されると考えられています。

さらに、憩室炎の発症には、この憩室の中に便や食べ物のカスが入り込み、それが停滞して細菌感染を起こすことが直接的な引き金となります。年齢を重ねるにつれて憩室の数は増加しやすく、それに伴い憩室炎の発症リスクも高まります。

憩室炎の進行

憩室炎は、炎症の程度によって様々な進行段階があります。初期の段階では軽い腹痛や不快感で済むこともありますが、炎症が悪化すると痛みが強くなり、発熱を伴うようになります。さらに進行すると、憩室が破れて腹腔内に膿が広がったり(腹膜炎)、腸に穴が開いたり(穿孔)、周囲の臓器と癒着して瘻孔(ろうこう)を形成したりするなど、重篤な合併症を引き起こす可能性があります。場合によっては、命に関わる事態に発展することもあるため、早期の診断と適切な治療が非常に重要です。

憩室炎の診断

憩室炎の診断には、まず患者様の症状を詳しくお伺いする問診が重要です。次に、お腹を触診し、圧痛の有無などを確認します。

確定診断には、血液検査で炎症の程度を調べたり、CT検査超音波検査で憩室の有無や炎症の範囲、膿の有無などを確認したりします。特にCT検査は、憩室炎の診断において非常に有効な手段の一つです。また、炎症が落ち着いてから大腸内視鏡検査を行い、憩室の正確な位置や数、他の病気の有無などを確認する場合もあります。当クリニックでは、これらの検査を総合的に判断し、的確な診断を行います。

憩室炎の治療

憩室炎の治療は、炎症の程度や患者様の状態によって大きく異なります。軽症の場合は保存療法が中心となりますが、重症の場合や合併症がある場合には手術が必要になることもあります。

保存療法

軽症の憩室炎では、主に以下の保存療法を行います。

絶食または流動食

腸を休ませることで炎症の悪化を防ぎます。

抗生物質

細菌感染を抑えるために投与します。

点滴

脱水症状を防ぎ、栄養を補給します。

痛み止め

腹痛を和らげます。

これらの治療は、ご自宅で安静にしていただきながら行うことも可能ですが、症状が強い場合や重症化のリスクがある場合は、入院が必要となることもあります。当クリニックでは、患者様の状態を細かく見極め、適切な治療方針をご提案いたします。

手術療法

保存療法で改善が見られない場合や、憩室が破れて腹膜炎を起こしている場合、腸閉塞、出血などの重篤な合併症を伴う場合には、手術が必要となることがあります。手術では、炎症を起こした憩室を含む腸の一部を切除します。手術が必要な場合には、同法人こうのす共生病院や他医療機関をご紹介いたしますのでご安心ください。

with Life クリニック 大宮駅前の治療の特徴

  • 丁寧な診察と的確な診断
    豊富な経験を持つ専門医が、患者様の症状を丁寧に評価し、正確な診断を行います。患者様のお話をじっくり伺い、不安を解消できるよう努めています。

  • 患者様一人ひとりに合わせた治療計画
    保存療法から手術療法まで、幅広い選択肢の中から最適な治療法をご提案します。患者様の状態やご希望を尊重し、納得のいく治療を選択できるようサポートいたします。

  • 駅チカでアクセス便利
    大宮駅西口から徒歩3分ですので、通院しやすい環境です。お仕事帰りや買い物ついでにも、お気軽にお立ち寄りいただけます。

早期診断・早期治療が大切です。

憩室炎は、放置すると重篤な合併症を引き起こす可能性があります。お腹の痛みや発熱など、気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。早期に診断し、適切な治療を開始することで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。

気になる症状があるときは:このページの内容は一般的な説明です。症状の出方や程度は方によって異なります。当てはまるものがある場合は、自己判断せず外来でご相談ください。

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